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スペイン便り
福田美輪子【元フラメンコ雑誌編集者。現在語学留学でマドリードに滞在】
学生時代に見たアントニオ・ガデスとクリスティーナ・オヨスの「カルメン」で初めてフラメンコに触れて以来のフラメンコファン。元フラメンコ雑誌「パセオ・フラメンコ」の編集者。 4度目のスペイン滞在で、現在マドリードにて語学と格闘中。
Vol.1 留学情報 2000.9.3 update 
 大地に照りつける太陽を浴びながらスペインより第1弾です。といっても、この夏は冷 夏といってもよく、とても過ごしやすかったのですが。去年7月上旬は、入国してホテル にチェックインしたとき、「サハラ砂漠のような灼熱地獄のマドリードへようこそ!」と ドアマンにいわれたくらいの、戸外の温度が40度を超える日々。日本とは太陽の色が、 エネルギーが違うのにまずびっくりしたのを思い出します。

 そんなスペインに魅せられて、そしてペセタに対する円の異常な強さに後押しされて? (私が遠い昔、学生時代に初めてスペインに来たときはまだたしか1ドル250円の時代で、 円とペセタの力関係は逆転していたように記憶しています)、最近スペインへの長期留学 生が増えているようです。

 そこで、第1弾として、マドリードで知り合った日本人留学生に協力してもらって、留学情報をお送りしたいと思います。今回は手始めに私自身の経験 をお話しすることにします。

※留学費用に関しては、目的や住環境、余暇の過ごし方などによって、かなり差があり ます。基本的には、ひとりでピソを借りる場合も含め、1か月10万円〜20万円(8月末 現在100ペセタ=約60円)の範囲と考えた方がいいでしょう。


日本人留学生に聞く Vol.1 福田美輪子
留学目的
スペイン語修得
留学期間
1999年7月〜2000年11月予定
学校情報
EUROCENTRES(私立の語学学校)
今年3月まで通学。クラス(レベル)編成は時期によって変わる。生徒の大半はヨーロ ッパ(スウェーデン、フランス、イタリア、ドイツ、スイス等)、アメリカ、ブラジルか らの留学生。短期の生徒が多い。授業料が高いぶん、コンピュータ、自習用のビデオ・カ セット、書籍など設備は充実。ただし、この春システムが大幅に変わったらしい。東京に 事務所がある。

ESCUELA OFICIAL DE IDIOMAS(公立の語学学校))
今年2月から通学。1日2時間で授業料は半期(4か月)1万円弱という安さだが、1 クラス40人弱でレベル数が少ないこともあり、クラス内での各個人のレベル差が大きい。 スペイン語のコースは10月と2月開講。入学の際、最終学歴証明書が必要(学校案内に は「スペイン語に訳されたもの」とあるが、英語でOK。運が良ければ日本語でも通るか も。ポーランド人の友人はポーランド語の証明書で通ったといっていた)。申込者多数の 場合は、レベル分け試験後抽選で入学が決まる。日本語のコースもあるので、インテルカ ンビオ(語学交換)の相手を見つけやすい。

ビザ取得方法
EUROCENTRESの在学証明で申請。
住居形態
今年5月までホームステイ(朝食・夕食付き)、6月からピソ(註:マドリードの住居は基本的にマンション・アパート形式で各階の個々の住居をピソという)でスペイン人と共同生活。
個室、バス・トイレ・キッチン等共同。家賃ホームステイで7万2800ペセタ(朝食込)、 8万9600ペセタ(朝食・夕食込)。ピソは5万ペセタ(光熱費込)
1か月平均の費用(スペイン国内の旅行など交遊費もすべて含む)
30万ペセタ
1日の平均的生活
最初の6か月は9時〜13時語学学校、午後は語学学校の自習室で宿題をしたり、サロン でおしゃべり。夕方からはインテルカンビオをしたり、フラメンコのコンサートや学校主 催のパーティ。それ以外は夕食後ホームステイ先の家族とテレビを見たり、話をしたりし て過ごす。現在は10時〜12時語学学校、公立学校が夏休みなので、午後は気分転換にフ ラメンコのレッスン。
マドリードの良いところ、好きなところ
マドリードは東京に比べて小さいわりに、地下鉄、バス網が発達しているので動きやす い。コンサートだけでなく、テレビ、バルなどでフラメンコに触れる機会が多い。この10 年で外国人が急激に増えたからだと思うが、好奇の目で見られることがなくなった。その ぶん、あちこちで道を聞かれたり、急に早口のスペイン語で話かけられたり、同意を求め られたりするが。
マドリードの悪いところ、嫌いなところ
テロに遭遇する危険がある(7月の爆弾テロは、早朝ではあったが、そのとき通ってい た語学学校のすぐ近くで起きた)。路上駐車は当たり前で、それも2列駐車をしていたり するので、クラクションがうるさい。
危険な目に遭ったこと
今回は無事。ピソの他の階で泥棒未遂事件があったくらい。ちなみに2年前にスペイン に旅行に来たときは、帰りの空港でちょっと気を抜いた隙に見事にバックが消えていた。
これから留学する人へのアドバイス
入国の際、EU内乗り換えの場合は、乗り換え空港で入国スタンプをもらうこと。ちなみに去年の夏パリ乗り換えで入国した私は、パリでスタンプを押してくれなかったので、 マドリードの空港でもらえると思ったら、国内線扱いになるから押せないといわれ、警察 署まで走る羽目になりました。
また、空港から滞在先へのタクシーで法外な料金を請求される被害がかなりあるようです。通常2500〜3000ペセタ。去年一緒にホームステイして いたアメリカ人とスイス人はそれぞれ5000ペセタ、6000ペセタ払ったと苦笑いしていま した。あまりの被害の多さに、最近はタクシー乗り場に係員が配置されたと聞きます。

ビ ザの更新についてひとこと。12月はクリスマス休暇で帰国する外国人労働者が多いせいか、 警察前は長蛇の列。できれば避けた方がいいでしょう。去年の12月上旬は地下鉄の始発 で行っても整理番号で弾かれ、結局3日目は夜11時から並んで警察前で夜を明かしてし まいました。面白い経験でしたが、あまりおすすめできません。また、更新時にはスペイ ンの銀行口座の証明書が必要。ビザに関しては法律改正などによって手続き方法が変わる ので、要注意です。
学校に関しては、一長一短なので、資料を取り寄せて目的や予算にあ った所を選ぶしかないですね。

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※ 次回は、サッカー指導員養成学校に通っていた小川泰夫さんのケースを紹介します。

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